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移行その⑨
以下は以前に書いたあとがき的なもの
<あとがき>
伊集院様の所のチョコ祭で捧げたものの完結編。
オチがついたんだか、ついてないんだか・・・
ま、中尉が最強ならそれでおっけー(爆
(2005.2.3)
(2010.5 移行)
エドとハボックの会話
「どうした~大将?」
「あ~ハボック少尉。」
「なんかあったのか?」
「実は・・・」
「なるほど。ケーキを賭けた勝負に負け、弟の知らなかった事実を知ってしまった訳か。」
「元はと言えば、大佐が悪い!!」
「あの人の甘いものに対する執念はもの凄いからな・・・」
「あぁ、経験済み。(溜息)」
「でも、今回は随分と欲張りすぎだよな。」
「だよな!少尉もそう思うだろ!」
「あぁ。いくら甘いものが好きだからって・・・」
「うんうん。」
「中尉のケーキに・・・」
「うんうん。」
「大将のケーキに・・・」
「うんうん。」
「大将に・・・」
「うんう・・・ん?」
「あとは、結局大将からの手作りお菓子までねだってるんだから。」
「・・・」
「・・・」
「・・・あのさ、少尉。」
「んー?どうした?」
「・・・もう一回、今のリストを繰り返して貰っていいか?」
「あ?あー別にいいぜ。」
「・・・うん、頼むよ。」
「だから、大佐は~」
「うん」
「中尉のケーキと、大将のケーキと、大将と、大将の・・」
「ストーップ!!」
「なんだ?」
「オレってなんだよ、オレって!!」
「え?なんかおかしいか?」
「おかしいだろ!今はアイツが欲しがっていた甘いものをあげてたんじゃねーのか?!」
「そうだな~大佐が欲しがっていた甘いものをあげていたが・・・」
「おう。」
「『もの』が『物』とは言ってないっスよん、大将。」
「な!?」
「以前、大佐と酒を呑んだ時言ってたんだよなー」
「ななななななななにを・・」
「『エドワードは、金色に光るハチミツか、』」
「・・・ハチミツ!?」
「『甘くとろけるチョコレートのようだ、正に私の為に生まれてきたのだな。はっはっは。』」
「とろけ・・」
「って。」
「・・・・・・」
「だから、甘いものを欲しがってるって事は、大将も入ってるんじゃないかなぁって。」
「・・・・・・」
「・・・大将?」
「・・・今度会ったらギッタンギッタンにノしてやる・・・」
「あはは・・・ま、お手柔らかに・・・」
「あの野郎・・・」
「ははは・・・ところで、大将。」
「あん?」
「大将って、本当に甘いのか?」
「・・・は?」
「普通はそんな事あるわけないし、自分でも今、爆弾踏んでるのは分かってんだが・・・」
「あぁ・・・・・・」
「あの甘いもの好きの大佐が言ってるとさ・・・信憑性がさ、な。・・・・・」
「そんなわけあるかーーー!!」
「あー悪かったって!冗談だよ、冗談!!」
「冗談で済むか!!くそー、帰る!!」
「あ~たいしょ・・行っちゃった。」
「しかし、本当の所どうなんだろうな~?マジで甘かったりして・・・」
「なめてみれば分かるかな・・・な~んて、な。ははは~」
「ほう、私のものに勝手に手を出したらどうなるか分かっていて言っているのかね?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・た、大佐。い、いつからそこに・・・」
「さぁ、いつからだと思うかね?」
「は、ははは・・・」
「ふふふふ・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「じ、自分、仕事がありますので、し、失礼します!」(脱兎)
「全く、鋼のに手を出そうとする暇があるなら仕事に精を出せばいいものを・・・」
「本当にそうですね。」
「ち、中尉?!」
「大佐。今日の午後までの書類、机の上に置いておきましたので、よろしくお願いします。」
「あ、あぁ。今から行く。すぐにやるよ。」
「それと。」
「・・・なんだね。」
「明日、司令室に配るケーキについては仕事終了者からの先着順ですから。」
「先着順・・・仕事終了者の?」
「えぇ。ですから、お仕事頑張って下さいね。」
「・・・・・・」
「では、今日は失礼します。」
「あぁ・・・気を付けて・・・」
「・・・・・・」
「・・・今日は残業だな(溜息)」
終