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移行その⑥
以下は以前書いたあとがき的なもの
<後書き>
あっりえな~い、お話です。はい。
原作のある人が大佐以外だったら、っていう設定で。
原作ではそんなこと微塵も感じなかったのですが、ふとある時、
「大佐とは言ってないんだよね~」と、思ってしまった結果がこれ。
ロイリザファンというか、殆どの方に殴られそうな話ですね。
(2004.1)
(2010.5 移行)
遂行
あの人を守るために、私は引き金を引く。
これは私の意志。
「すまない。」
「いえ。」
「大丈夫かい。」
「はい。」
「辛くはないか。」
「・・・私が自分で決めた事ですから。貴方についてゆくと。」
「・・・・・・。」
「これは私の意志です。」
「・・そうか。」
「はい。」
「では、良い報告を待っている。」
「・・・はい。」
ガチャッ、ツー、ツー
この廊下を進み、目標に銃口を向け、引き金を引けば任務は終わる。
やはり、足どりは重い。
けれど、私は自分の意志で彼についてゆくと決めた。
たとえ、両手が血に染まろうとも・・・
コンコン
「はいりたまえ。」
「失礼します。」
「おや?ホークアイ中尉。一体どうし・・・」
パンッ
「・・・すみません。」
「な・・・なぜ・・・。」
「すみません。」
「ホ、ホークアイ・・・」
「すみません。」
パンッパンッパンッ
「私はあの人を守るために軍にいます。 それは私の意志。
例え両手が血に染まろうとも引き金を引きます。 これも私の意志。
・・・だから、殺める相手が貴方でも私の指は引き金を引くのです。
・・・すみません。
どうか安らかに逝って下さい。
・・・さようなら、マスタング大佐。」
終